自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364)改正に伴う運用マニュアルの改正について(2024.09)

 JASOエンジン油規格普及促進協議会では、自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2024)の発行に伴い、運用マニュアルの改正を行うこととなりました。

運用マニュアルの主な改正点は以下のとおりです。
① GLV-2種類の追加 :
 新たに制定されたGLV-2種類は、SAE 0W-16, 0W-20を対象とし、超高粘度指数で省燃費性に優れ、かつ高温側の粘度はSAE16、20を維持している。摩耗防止性や高温酸化安定性 等は、GLV-1と同等の性能を有しつつ、過給エンジンにも適用できるようLSPI防止性の規定も追加し、既販車への適用も念頭に開発された種類である。
② 規格適合油の届出、オンファイルの有効期間及び規格の種類表示について :
・自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2024)に適合しているエンジン油の種類表示開始可能日は下表に示す通り、2024年10月1日である。
また、JASO M 364-2019規格適合エンジン油の届出終了日は、2025年3月31日とする。
規格 規格発行年 種類表示
開始可能日
届出受付
終了日
オンファイル
終了時期
M364-2019 2019年 2019年10月1日 2025年3月31日 注e)
M364-2024 2024年 2024年10月1日    
・規格の種類表示については、種類に記載されている年号は表示せず、GLV-1-24の場合はGLV-1、GLV-2A-24の場合はGLV-2A、GLV-2B-24の場合はGLV-2Bと表示する。
 注e) オンファイル終了時期は設けず、JASO M 364-2024発行後もオンファイル可能。

 詳細については、改正マニュアル(GEO_J2409.pdf)をご確認下さい。

運用マニュアル追補の公開について(2019.09)

 自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)の追補版が公開されました。

 詳細については、「ファイアリング燃費試験法における標準油による精度管理方法」(GEO_J_ANX_F1909.pdf)あるいは「モータリング燃費試験法における精度管理方法」(GEO_J_ANX_M1909.pdf)をご確認下さい。

自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)発行に伴う運用マニュアル制定について(2019.06)

 JASOエンジン油規格普及促進協議会では、自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)の発行に伴い、新たに、同規格の運用マニュアルとして、「自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)の運用マニュアル」を制定しました。

 詳細については、「自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)の運用マニュアル」(GEO_J1906.pdf)をご確認下さい。

 なお、同規格適合油の種類表示開始可能日(ロゴマーク表示可能日)は2019年10月1日となります。


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