2020年2月25日に開催された、厚生労働省令和元年度第2回薬事・食品 衛生審議会毒物劇物部会において、
MIPA(1-アミノプロパン-2-オール、CasNo.78-96-6、以下、MIPA と記す)の劇物指定が、
議題として取り上げられました。
なお、同日に厚生労働省 薬事・食品衛生審議会(毒物劇物部会) ホームページに、
会議資料が公開されております。
〇薬事・食品衛生審議会 令和元年度第2回毒物劇物部会の資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000151609_00012.html
〇資料3.1-アミノプロパン-2-オール及びこれを含有する製剤
(ただし、1-アミノプロパン-2-オール4%以下を含有するものを除く。)
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000598908.pdf
現時点では、MIPA が4%以下含有されている製品は、「劇物除外」されるものと考えられますが、
正式決定は、次回開催される薬事審議会以降となります。
過去の同様のケースでは、薬事審議会後、2カ月程度でパブリックコメント募集が行われ、法改正
というケースが多いため、今後の動向に注視する必要があるものと存じます。
また、当日配付資料1として、令和2年度以降の毒物劇物指定候補物質について、公開がされております。
〇追加資料 当日配付資料1 令和2年度以降の毒物劇物指定候補物質について
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000598943.pdf
以上、参考情報としてお知らせいたします。
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